本物の漆
先日、鳴子にある漆の工房を訪ねました。
伝統的な漆の技術を守っている工房です。
職人さんに直接お話を聞く貴重な機会もありました。
この工房では10回以上も漆を塗り重ねているそうです。
漆を塗っては乾燥という様々な工程を繰り返し、完成までに数ヶ月を要するということです。
昔の人たちが身近なものに手間をかけて大事にしていたかがわかるような気がします。
汁椀をお土産に買って帰りました。
職人さんの手間をかけた素晴らしい器に恥しくないように、料理のほうにも手間をかけてみたくなりますね。
追伸、10月の半ばからとある家具工房でお手伝いをさせてもらっています。
大忙しの工房で人手が足りないということでまだまだ未熟なぼくにも声をかけていただいて仕事をすることになりました。
今まで自己流で木工をやってきたぼくにはきちんとした技術を身につけるいい機会だと思います。
しばらく自分の作品を作る時間は減ってしまいますが、技術をしっかり磨いてもっともっといいものを作れるようになろうと思っています。
- 2010.10.31 Sunday
- 木工
- 21:31
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- by コウジ